新しい生活様式で旅行はできる?行ってよくなる?

旅行は新しい生活様式でどうなる?

旅行は新しい生活様式でどうなる?

新しい生活様式」を専門家会議が提言しました。感染拡大を防ぎながら、徐々に社会生活を動かしていこうという考え方です。対象は新規の感染者の増加が抑えらえれれている地域になるようですが、「旅行」はどうなるのでしょうか?
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この記事の目次

新しい生活様式とは?

政府の専門家会議が5月1日に提言した内容に「新しい生活様式」というものがありました。これを受けた西村経済再生担当大臣が「新しい生活様式」について次のように説明しています。

西村経済再生担当大臣

出典:FNN

長丁場で付き合っていかなければならない、感染者をゼロにするのは難しい中で、接触機会を減らす新たな生活様式。

感染を押さえながら、徐々に社会生活、特に経済活動・消費行動を回していきたいという意向がにじむ説明でした。

具体的な「新しい生活様式」の例示は、専門家の意見を踏まえて5月4日に発表されるようです。詳しくは下のリンクの記事にまとめてみましたので良かったら参考に読んでみてください。

旅行は?行っていいの?

ゴールデンウィークに楽しみにしてた旅行を、泣く泣く断念したという方も多かったのでないでしょうか?

インバウンドだけでなく、観光客からの売上が大きかった飲食店なんかも大ダメージを受けています。

「新しい生活様式」って、要するに「ガチガチの外出自粛から、ちょっと緩める」ということですが、旅行に行くことはOKになるんでしょうか?

結論から言うと、旅行は難しそうです。

旅行による人の移動は・・・?

専門家会議の分析では「大都市圏からの人の移動が、地方の感染を拡大させた」という見解のようです。

専門家会議の状況分析と提言の骨子

出典:朝日新聞

■専門家会議の状況分析と提言の骨子
・現時点で爆発的な増加(オーバーシュート)を免れ、新規感染者数は減少傾向
大都市圏から人が移動し、地方で感染が拡大
・新規感染者が減っても、医療現場の逼迫(ひっぱく)した状況は緩やかにしか解消されない
・対策は「感染状況が厳しい地域」と「新規感染者数が限定的となった地域」で区分け
・新規感染者数が限定的となった地域も、3密の回避や手洗い、テレワークや時差出勤などの「新しい生活様式」で長丁場の対応が必要

「新しい生活様式」は「新規感染者数が限定的となった地域」を対象にしたもので考えられています。

それに対して「感染状況が厳しい地域」では引き続きの「徹底した行動変容」、要するに外出自粛が求められています。

ですが、いわゆる『ロックダウン(都市封鎖)』ができる法律がない日本では、「感染状況が厳しい地域」と「新規感染者数が限定的となった地域」の間の移動を禁止することができません。

となると、両方の間の移動そのものを「まだ、やめといてね」と「要請」するしかないのが、現状です。

新しい生活様式でも、移動は限定的

感染者数の少ない地域同士の移動・旅行ならOK!! のようなことは言えないのではないかと思います。

なので、全国一律的には「旅行はまだ」ということになりそうです。

ただ、「新規感染者数が限定的となった地域」の対象となった県では、近場へのプチ旅行はハイキング感覚で解禁ということになりそうです。

それにしても三密を避けるという観点から、狭い建物などの観光名所は行けなさそうです。

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